2005年02月23日
[思い出] 朝焼け
山並みには雲が垂れ込め、どこも稜線がはっきりしない。雪も少し舞っていて少し寒い朝だ。
小学校の何年生だったろうか、宿題で朝日の写生をもっていくことになっていたのだろう、父に起こされて二人で出かけた。寒かったが雪が無かったので秋だったのだろう、斜面になった野原にならんで腰掛けて朝日をみたような気がする。私が描いている間、父は何をしていたのだろうか、隣でタバコでもふかしていたのかもしれない。野原にいる間や行き返りの道すがらにどのような言葉を交わしたかも全然覚えていない。今でも少し寒い朝に朝焼けをみると必ず思い出す。父との数少ない思い出の中でもお気に入りひとつだ。野原に腰掛けている二人の姿がまぶたに浮かぶと少しだけ目頭が熱くなる。
投稿者 nekobara : 2005年02月23日 22:19
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