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2006年08月14日

[読書] キャズム

キャズム
キャズムジェフリー・ムーア 川又 政治

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『イノベーションのジレンマ』を読むなら、こちらも読んでおかなければねと、続けて『キャズム』も読んだ。米国での初版が1991年、日本語版は2001年。こちらも、バイブル的な存在だそうだ。

製品のライフサイクルを、イノベーター、アーリーアドプター、アーリーマジョリティー、レイトマジョリティー、ラガードの5段階に分けて、それぞれの段階の間にあるクラック(割れ目)がキャズムとしている。特にアーリーアドプターからアーリーマジョリティーへの移行が困難で、キャズムを超えるには前段階でのやり方を捨てて、新しい段階へ移行するためにマーケティングなど全ての面で体制を変更して対応する必要がある。アーリーマジョリティーはメインストリーム市場であり、この段階に到達すると売上げは飛躍的に向上する。しかし、このキャズムを超えるのは容易ではなくて、注目されたベチャー企業の数々がキャズムを超えられずに敗退していった。

ハイテク製品が市場で生き残り、メインストリーム市場で受け入れられ、ブレークするためのマーケティング理論が、豊富な具体例も添えて、説明されている。さきに読んだ『イノベーションのジレンマ』と補完関係になっている面もあり、非常に参考になった。

投稿者 nekobara : 2006年08月14日 21:31


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