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2007年05月17日

[読書] 社員をサーフィンに行かせよう

社員をサーフィンに行かせよう―パタゴニア創業者の経営論
社員をサーフィンに行かせよう―パタゴニア創業者の経営論イヴォン・シュイナード 森 摂

東洋経済新報社 2007-03
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star地球温暖化時代の企業論
star待ちに待ったイヴォンの翻訳本

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この本を師匠から、贈られたのが3月中旬だった。2、3日後に読み始めて、予想通り、バッチリ自分の好みにはまっていたのですぐに読んでしまっていた。しかし、3月後半から、いろいろバタバタして、なかなか感想を書くことができなかった。

タイトルが「社員をサーフィンに行かせよう」となっているので、クライミングなどのアウトドア活動の実績で名を上げたシュイナードが、感性に頼った型破りな経営を行って、たまたまうまく行っているお話が満載なのかと思ったら、全体から受ける印象は、まるでMBAの一経営理論に沿って、経営が行われているような錯覚だ。もしくは、ゴーストライターが書いているのではないかと、疑いたくなるほど、論理的だ。

日本企業の経営などについても、しっかり把握しているし、経営理念を中核に据えて、すべての企業活動の指針にし、その通りに実践している。本人は私の場合は、「経営学修士」のMBAではなくて、「不在による経営(Management By Absence)」のMBAだと、自分で揶揄しているが、ほんとうにいろんなことを良く掴んでいると思う。そうでなければ、やっぱり、ゴーストライターだ。<しつこい (^^

利益の1%ではなくて、売上げの1%と環境保護のために毎年、使っているというもの本当にすごいことだと思う。もう、それだけでも、すごいことなのに、本書に書かれているようなことを実践しているパタゴニア、素晴らしい。

で、全然本筋じゃないんだけど、

「創造性には二種類ある。ゼロから一を生み出す創造性と、一を千にする創造性だ」   日本のスティーブ・ジョブス、西和彦 p128

の記述には、二重に驚いた。確かに西さん昔はそういわれたけど、今でもそのフレーズってありかなぁ?、というのと、なんで、シュイナードさんが西さんのあの言葉を知っているんだ? ということ。確かに名言だと思うけど。

まあ、とにかく、以前に読んだ未来工業もそうだが、このような経営者が実在していることに、希望を感じるので5つ星。

投稿者 nekobara : 2007年05月17日 22:08


コメント

理想を語れないで、理想の世界は開かれない。
パタゴニアにはこの2,3年のうちの大きな転換を迫られる時期が来るでしょう。
その時のアクションに興味が湧きます。
きっと、事業の縮小を図ると思う。
スリム化をしないと贅肉がつき始めている企業は発展的な継続をすることが出来ない。
シュイナード氏が、企業価値を高めるための戦略展開をすすめていないことが最大のポイントでしょう。

投稿者 F.Boss : 2007年05月18日 23:49

本、ありがとうございました。大変面白かったです。

やはり、周りがなんと言おうと理想を持ち、その実現を
目指し続けることは大切ですね。

理想的なパタゴニアにも試練の時が近づいているのですね。
なんとか、乗り切ってほしいものです。

投稿者 nekobara : 2007年05月19日 20:06

この本の邦訳版、まだ第2章のはじめまでしか呼んでいないことに今日気がつきました。
既に全部読んだと思っていたのに・・。
一度とぎれるとなかなかスタートできない性分なので、当分は読み始めることが出来ないと思う。

投稿者 F.Boss : 2007年05月20日 22:35