« 08月27日の予定 | メイン | 08月28日の予定 »
2007年08月27日
[読書] 明日を支配するもの
| 明日を支配するもの―21世紀のマネジメント革命 | |
![]() | P.F. ドラッカー Peter F. Drucker 上田 惇生 おすすめ平均 ![]() ドラッカー述懐、「その職場での仕事が世の中に貢献していると感じなかった」 官僚制が蔓延る日本には”警告書”である いまだ新鮮な感覚で読める本です。さすが! パラダイム転換を見事に解説 ドラッカーをはじめて読む方へAmazonで詳しく見る by G-Tools |
ドラッカーの主要な本はある程度読んでおきたいと思っているが、この本でようやく2冊目だ。(1冊名は「プロフェッショナルの条件」)
本書は副題に「21世紀のマネジメント革命」とあるが、一般のビジネス書のように企業におけるマネジメントだけを対象にはしていない。むしろ、先進国において知的労働に従事する人が、自らをマネジメントして、変化の激しい時代に生き残って行くための方法を教えてくれている。
1) 自分は何か。強みは何か。 2) 自分は所を得ているか 3) 果たすべき貢献は何か。 4) 他の関係において責任は何か。 5) 第二の人生は何か。 p193
特に印象深かったのが、会社の寿命は確実に短くなっていき、30年ぐらいになる。従って、知的労働者は会社が変わっても、通用する能力を自ら身に付けて行かなければならないという主張だ。そのためには特に秀でた才能もない普通の人達が、引用した5か条を念頭において、自らマネジメントしなければならない。
確かに日本でも90年代に終身雇用は神話は崩れ、転職に対する考え方もかなり変わったように思う。しかし、多くの普通の人(主に中堅、大企業正社員の人)は定年まで同じ会社で働くことを前提にして生活していると思う。また、中小零細企業レベルだと、昔から、そして、今も、なにかに不満(自分にではなくて)持つ人は割と頻繁に転職している。
自らをマネジメントして生きて行く覚悟して、実践している人は昔はほんの一握りの人間しかいなかったはずだ。それなのに、ドラッカーはこれからは普通の人もそうしないと知的労働者(いわゆるホワイトカラーと同義だろうか?)としては生き残れないというのだ。つらいなぁ〜(^^)
でも、ある面、組織が無くても、個人の力を発揮できる環境が出来上がりつつある、いや、すでに出来上がっている現在では、自らをマネジメントできる人間には活躍の場所とそれに見合う報酬を得るチャンスがごろごろ転がっているということでもあるのだろうか? ちょっとガンガレよ>自分
投稿者 nekobara : 2007年08月27日 21:51


いまだ新鮮な感覚で読める本です。さすが!