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2008年05月08日

[読書] はじめての課長の教科書

はじめての課長の教科書
はじめての課長の教科書酒井穣

おすすめ平均
stars日本課長の会推奨本です
stars新しい視点で、ミドルマネジメント論を切り拓く好著。一読をお薦めします。
stars理論の継ぎ接ぎ
stars課長たるもの「書かれざるルール」に通暁すべし
stars国・役職を絞り込み、時代も一致

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たかが課長、されど課長。

私が社会人になりたてのころ、つまりバブル絶頂期で、テレビでは強壮剤のCMが「24時間戦えますか」と威勢良く流れていたころは、普通に働いていれば課長にはなれた。

主任や係長時代は夜遅くまで残業していたのに課長に昇進したとたんに残業しなくなった強者もいた。

しかし、バブルの崩壊とその後のリストラ、就職氷河期、ポスト不足で、課長への道はずいぶんと険しくなった。お気楽な課長はリストラで軒並み淘汰されてしまった。

課長に求められる能力は確実に高くなっている。いや、平の正社員に求められる能力も確実に高くなっている。ルーティン業務を効率よくこなすだけでは全く評価されない。ルーティン業務をするのは、いまや派遣社員だ。

ということで、本書はなりたての若い課長さんだけではなくて、平の正社員にも非常に役立つ。どのような仕事をして、どのような経験を積んでいけば良いのかがしっかり書かれている。

また、会社での課長のポジションを管理職の末端で現場に一番近くかつ経営陣と頻繁直接会う事ができ、下から情報と上からの情報が集まる役職と定義したうえで、為すべき役割や心構え、社内政治への対応など、会社でのサバイバル方法が余すところ無く述べられている。

ビジネスパーソンならば、絶対に買いである。1500円でこれだけのものを知る事ができるなら、自己投資としては、ものすごくコストパフォーマンスがよい。私もかつて課長だったころにこの本を読んでいればと本気で悔やんでいる。あの頃に読みたかった〜。本当は他人には紹介したくないくらいだ。

私のように自営業な立場でも、非常に参考になるし、これからも役に立つだろう。部長さんが読んでも、読む価値があると思う。

蛇足だが、出版元のディスカヴァー社恐るべし、ビジネスブック界の幻冬舎だな、こりゃ。奥附がまるで映画のエンドロールのように制作に関わった人の名前がでているところに違いを感じる。

投稿者 nekobara : 2008年05月08日 22:36


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