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2008年05月29日

[読書] スティーブ・ジョブズ神の交渉力

スティーブ・ジョブズ神の交渉力―この「やり口」には逆らえない! (リュウ・ブックスアステ新書 48)
スティーブ・ジョブズ神の交渉力―この「やり口」には逆らえない! (リュウ・ブックスアステ新書 48)竹内 一正


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初めて買ったパソコンは中古のMac Plusだった。当時、Macのインターフェースは衝撃的だった。今では当たり前だがウィンドウの概念を理解するには、根本的な発想の転換が必要だった。

ということで、アップルは大好きだ。ジョブスも好きだ。アップル製品が送られてきて、包装をといてそのパッケージを見た瞬間から、その上質なおもてなしには誰でも満足するはずだ。

しかし、その反面、サポートや故障対応は最悪である。ACアダプターが焼けて、無償交換になったが約束した10日しても送ってこないので、電話すると在庫がなくていつ送れるか約束できないとのたまう。それでは仕事にならないので、オンラインストアで注文すると2日後には到着する。本当に頭に来る。

だから、アップルも完璧ではない。もちろん、ジョブスも完璧ではない。ジョブスの場合はむしろ完璧というより、かなりの変人だろう。

だが、並の変人ではない。今のアップルの実績を見れば、すばらしいCEOであるのは間違いない。しかし、得の人であり、決して徳の人ではない。この本を読めば、ジョブスに徳を求めるのは場違いということがわかるだろう。

ジョブスのことを表現する言葉に「現実湾曲空間」がある。ジョブスに常識は通用しない。2005年にスタンフォード大学の卒業式でジョブスしたスピーチの最後で若者に贈った言葉「Stay hungry, stay foolish」を自分自身がいまだに地でいっている。

そんなジョブスの逸話が満載なので、面白い。アメリカ人でさえ、唖然とする身勝手さは日本人のメンタリティとは対極だ。ここまでくると、呆れるを通り越して、喝采したくなるほどだ。

本書の中では、本田総一郎や松下幸之助のエピソードが出てくるところがあるのだが、ジョブスとの共通点が分かるようになっている。

ジョブスの神のようなカリスマ性と悪魔のような交渉力を知りたいなら、おすすめの一冊。

『 iCon スティーブ・ジョブズ-偶像復活』の感想
スタンフォード大学でのスピーチについて

投稿者 nekobara : 2008年05月29日 23:20


コメント

連投失礼(・・ヾ。

相方の知人が直接ジョブスを知っています(つまり元林檎社員)。
それはもう筆舌に尽くしがたいキョーレツ!なボスだったらしい(^^;)。
今は昔に比べるとかなーり丸くなったそうですけど
たぶん根本的な部分は変ってないんでしょうね。

>本田総一郎や松下幸之助のエピソード
所詮彼等のような天才は私たち凡人には理解できない人種なんだと思います。
幸之助にしても経営の神様みたいに言われてますが、
巷で聞く松下の評判は・・・だし^^;。
「松下と仕事するなら○許とってから」がですよ。

投稿者 shamon : 2008年06月02日 21:26

どうもです。

>それはもう筆舌に尽くしがたいキョーレツ!なボスだったらしい

なんたって、「現実湾曲空間」と言われるんですから、凄そうですよね。
たぶん、私がもし林檎社員だったら、エレベータに乗り合わせたときに
クビと言われてしまうと思います。(^^)

投稿者 nekobara : 2008年06月02日 21:45