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2008年09月15日

[読書] 悩む力

悩む力 (集英社新書 444C)
悩む力 (集英社新書 444C)姜尚中

おすすめ平均
stars名著!
stars軽い軽い人生論
stars考えるな、悩め
stars悩みを肯定する
stars金があったら働かない

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今から15年以上前、まだ私が20代だったころ、横浜で開かれた講演会の講師が当時ICU助教授の姜尚中さんだった。わりと甘いマスクのわりには芯の通った表情と低いトーンでソフトな語り口が印象的だった。そんなことしか、憶えていないが、内容的に国際政治や日本と朝鮮半島に関することだったと思う。

それから、しばらくして、マスコミに登場するようになり、気がつけば、東大の教授になり、一般向けの著作もいくつも出し、売れっ子になってしまった。

彼は在日の立場を鮮明にし、自分の意見を述べてきた人だ。自分の発言に対する風当たりは、普通よりも強かったに違いない。しかし、彼には体を貫く芯がしっかりとあり、ちょっとやそっとのことには怯まないで発言してきたのではないかと思う。

そんな芯の強い姜尚中さんでも、若いときから悩み、そして、今も悩み続けてる。ただし、まじめに悩んでいる。そして、本書ではまじめに悩むことを勧めている。

さて、本書は悩める若者だけに向けて書かれた物ではない。中高年が読んでも、前向きな勇気をもらえるだろう。最後のサプライズには、まさに驚いたが、『一身にして二生を経る』宣言である。ぜひ、実現してほしい。

投稿者 nekobara : 2008年09月15日 17:16


コメント

彼は悩む力が足りない
事実から目をそむけて悩むことは無駄というものです。

投稿者 ハジメ : 2008年09月25日 00:56