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2009年05月31日

[読書] 即戦力の人心術

即戦力の人心術―部下を持つすべての人に役立つ
即戦力の人心術―部下を持つすべての人に役立つMichael Abrashoff 吉越 浩一郎

おすすめ平均
starsここまで部下思いの上司を私は知らない
stars良きリーダーであるために
stars"It's Your Ship."
stars初心に戻ろうとと思って読みました
stars組織再生、部下の育成について悩んでいる管理職の方にお薦め

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いつ買ったか、なぜ買ったかも、忘れてしまった本だったし、いつものノウハウ本のつもりであまり期待しないで読み始めたが、この本はなかなか良かった。久しぶりに掘り出しものにあったた。

著者はアメリカ海軍の駆逐艦の元艦長で、海軍一のダメ軍艦ベンフォルドの新任艦長になり、短期間で「全米一優秀」との評価を受ける船にした人だ。300名の乗組員の長に着任してから退任するまでに彼が行った数々の施策、エピソードが語られる。

アメリカ海軍駆逐艦での物語であるが、300人程の組織であるので、中堅中小企業や大企業の事業部にも十分に通じる話になっている。

上下関係が厳しく、命令系統を維持し、指令の迅速な執行が絶対である軍隊において、彼の基本スタンスはかなり異端だったのではないだろうか。

兵士ひとりひとりを尊重し、自主性を育み、モチベーションを高めて、ひとりひとりが自立的に判断し、行動することによって、艦全体のパフォーマンスが高まるという考えだ。
現代風というか、コーチング系の考え方だと思う。

上司が部下にすべきことで、一番重要な3つは、

1)目標を明確に指示する
2)十分な時間、資金、材料を与える
3)日頃から十分な訓練を与えておく

中間管理職(マネージャー)の真価は、ルールを守らせることよりも、ルールのグレーゾーンにおいての判断である。状況を的確に判断して、ルールを逸脱したほうが良い場合は上司を説得し、ときには上司の静止を振り切ってまでも、自分の下した判断を信じて、実行するべきであると説く。

ついつい、上司の顔色を伺ってしまう体質の私にはきつーい一発だった。 orz

投稿者 nekobara : 2009年05月31日 22:54


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